Home > 2015年04月

2015年04月

第49回-ワークスタイル最大の謎

tokyo-st.jpg

よほど綿密なデータマイニングと比較をしないと結論は出ないと思うので、今回は私がここ10年、いや15年以上「最大の謎」と考えている、企業人のワークスタイルについて、ほんのさわりだけ触れる。

「最大の謎」とは何ぞや? それはここ2、30年間の我々があまりに「忙しすぎる」のではないか? ということだ。

例えば私が子供の頃、昭和40年代のことだが、実家は神奈川県の逗子にあり、父親は都内に勤めていた。元々は虎ノ門、赤坂のオフィス、転職後は目黒駅前の大学だ。通勤はドア・ツー・ドアで1時間半から2時間かかる。

ところが夜7時台には逗子の家に帰宅しており、夕食はかなりの確率で家族と一緒に家で。そのあと一緒にテレビでナイターを観たり、風呂に入ったりしていた。このあたりは8、9時台ということになる。逆算すると6時前後には勤務先を出ていることになるが…。

果たしていま、どれくらいの企業人が6時前後にコンスタントにオフィスを出られているだろう? 昭和の6時は「役所の終業から1時間後。民間企業も退社する時間」かもしれないが、平成の6時はヘマしたらまだ会議中、デスクに戻ってヤマのようなメールを片づけはじめて…という、まったくもって「勤務時間内」ではないか?

さて、この先をしっかりと書くには冒頭で述べた通り、データマイニングやら比較やら、様々な仮説の検証が必要になって来るので、思いつくままに挙げると-

1.インターネット&1人に1台パソコンが定着して約20年。昔に比べて1日の仕事量が膨大になっているのではないか?

2.同様に、例えば紙の「社内メール」の往復で2、3日かかっていた仕事が「メールに添付しました。記入して今日中に返信して下さい」等々スピード化され、必然的に「中々終われない」状況に陥っているのではないか?(「これは明日でイイや」が減っている?)

3.地価・家賃、その他物価の高騰からあるレベルの生活を送ろうとするとかなりの高所得を得なければならず、ホドホドの仕事で残業代を得ずにホドホドで帰るというワケには行かなくなっているのではないか?

4.「役職デフレ」が起こり、昔でいえば担当の仕事が課長に、課長の仕事が部長にスライドし、高齢になっても残業を強いられるという状況はないか?(昔の50代などは若い奴に投げて帰っていた?!)

漠然と考えているのは以上の4つ。いずれも個人的な妄想で、バックデータ等は(まだ)ない。さて、この4つ、本当なのか、妄想なのか…。

Home > 2015年04月

Recent Comments
Recent Trackback
Search
Meta
Links
Feeds

Page Top