Home > 2019年04月

2019年04月

第78回-ネットビジネスの自滅

ama_550.jpg

アマゾンの評判が非常に宜しくない。「悪徳業者が出品する偽ブランド商品が横行している」という話を元に、日経新聞の記者が自ら出品者登録をしたところ、いくらでも不正な登録が可能で事後のチェックもなかった。更に偽ブランド商品の警告をカスタマーレビューに書き込んだところ、「「ガイドライン違反」との理由で、非公開となった」そうだ。
アマゾンはどうやら悪徳業者の詐欺商法を徹底的に保護、助長する経営方針らしい(そしてレビューには日本語のおかしい絶賛レビューが並んでいる。あれを書いているのは誰だ?)。

実は偽ブランド商品などマシな方なのだ。最も酷いのはヴィデオやオーディオの変換コード類で、本来ならば中間に信号変換回路が必要なものでもコードのはんだ付けだけ。当然信号変換などされず、伝送されず、何も映らないし聴こえない。中身がカラッポのPCやスマホと同じだ。偽ブランド、粗悪品を通り越して、これは完全な詐欺商品だ。

そんなものがヤマほど出品されているのでいざ仕事で使用する本物を急ぎで購入しようとすると大変である。そんなこともあり、最近はアマゾンはほとんど使用せず、ヨドバシの通販で購入している。専門店なので概ね信用できるし、しかも都内では「エクストリーム便」の使用でたった数時間で届く。
そしてその配達人も、アマゾンが委託している「デリバリープロバイダ」のような非常識極まりない者(玄関で怒鳴り合いの喧嘩をしたことがある)ではなく、常識的な一般人が来る。

アマゾンはどうなってしまったのか? この3月、アマゾンは「プロジェクトゼロ」というAIを活用した偽ブランド商品を排除するシステムをスタートさせたが、2017年にも「模倣品対策に本腰 メーカーと連携」と報じられ、確か'18年にも「AIを活用」といった報道がされていた筈だ。何も改善されていないではないか。

そして善意のレビューを「ガイドライン違反」として削除する。完全に狂っている、暴走しているという気がする。今回の「プロジェクトゼロ」についても過度なAIの活用等により、正当な類似品、相似品が「偽物」として排除されるのではないかという懸念がすでに挙がっている。

長くなるので今回はここまでにするが、続いて書きたいGoogle Mapの仕様変更と同様に、ネットビジネスの盲点、自滅をあらわす一例となってしまうのではないか…。

.

Home > 2019年04月

Recent Comments
Recent Trackback
Search
Meta
Links
Feeds

Page Top