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2019年09月

第80回-2000年代の変化

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2003年の3月に恵比寿に事務所を開いた。恵比寿駅東口から2、3分。ホームからも見える一等地の8階角部屋だった。

自分にとって初めての事務所であること、場所的にもオシャレにキメるべきであること、かなりの広さで数名で仕事をすることなどから、家具や事務機にはかなりの出費をした。

その後、ビジネススタイルがかなり変わってきたので、11年後の2014年はじめにそこを閉め五反田に移った。五反田の事務所は細長いワンルーム。丁度、文系の大学教授の研究室のような作り&雰囲気である。使い勝手は良いのだが、広さが恵比寿の半分以下になってしまったので、家具も事務機も一度廃棄してコンパクトなものを新たに買い直した。

狭くはあるが部屋と完全に同じ高さでベランダに平行に首都高2号が走っており、その独特の眺めを非常に気に入っている。

さて、この11年を経た事務所の移転で「変わったな」と思ったのが事務機と電化製品である。

まず複合機。なにしろ最初の事務所ということもあり、恵比寿ではかなりがんばってしまい、定価80万円のシャープのコピーFAX兼用機(モノクロ)を中古で20万円で買い上げてしまった。なんとなく「ちゃんとした事務所にはこれくらいのものが必要」という気がしていたのだ。ホンキを見せる、という意味もあったのかもしれない。巨大なので移転時に廃棄した。

しかしもはや「紙のコピー」を取ることも少なくなり、FAXでやりとりすることも本当に少なくなり、とはいえ事務所にはFAX番号が必要であろうとキャノンのインクジェットの卓上複合機をソフマップで買った。なんと8900円だった。
ところがこれが素晴らしく高機能だった。自動原稿送り機能付きでFAX、コピーがカラーで可能。スキャナも内蔵し鮮明なPDFが簡単に生成出来る。デザインも良く実に便利である。

恵比寿時代は個人コンサルの仲間に「家庭用の卓上機で仕事なんかしちゃダメだ」と言い続けて来たが、いや、これで十分である(但し他にA3両面印刷の可能なカラーレーザプリンタもある)。

そして冷蔵庫と電子レンジ。恵比寿時代はまだ30代後半の独身でもあり、場所柄近所で飲んで事務所で寝たり、土日も仕事半分、遊び半分で来ていたのでそこそこの大きさの冷蔵庫とそこそこの価格のオーブンレンジを無印良品で揃えた。
それも置く場所がないので移転時に廃棄し、五反田では新たに買い直したが、今度はどちらもハイアールである。冷蔵庫はホテルにあるような超小型のもの。レンジはレンジのみの単機能のものである。
ところがこれが安くてデザインも良く故障もない。確かふたつを足して2万円程度ではなかったか。

こうして事務機や電化製品を見ているだけでも、2000年の幕開けから2、3年後と2010年代ではずいぶんと状況が変わっている、プレイヤーも変われば機能もプライシングも変わり、私自身の意識も変わっていることに気づく。

コンパクトで多機能で安価で便利。2000年代は急激にその方向にむかっているのだ。

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