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第12回-ベンチャー事務所と時計

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昨年のブログを見直したら、なんとも説教ばかりで、役に立つような、立たないような…。
というわけで、これから数回、ベンチャーの起業で役に立ちそうな、地味な知恵(?)を書いてみよう。

先日、ひとりで起業した知人の事務所開設祝いに、掛け時計を送った。直径約40cm。「プログマラマブル時計」というヤツで、1日12回まで、学校のようなチャイムを設定出来る。電波時計なので時刻も正確。時間合わせの必要もない(ちなみにカシオの製品)。

なんでそんなものを送ったか? それは自分自身の辛い反省からだ。

私の事務所にも同じものがある。しかしそれは8年前の開設時にはなく、5年ほどまえに、思い立って買った。
あれは会社設立から4年、事務所開設から3年目くらいだったか…。リーマンショック直前のエレクトロニクス系のプチ・バブルと、自社の拡大基調が合致して、私の会社はかなりの売上高になっていた。広告代理業など、比較的手離れの良い仕事が増え、「時間通りにキッチリ出退社することもないかな」…と思ったのが、間違いのはじまり。

会社員時代と同様に朝9時出社していたのが、9時半になり10時になり。そのうち近隣のフリーランス仲間などともつるむようになり、ランチタイムが長くなったり、前夜の深酒がたたって、「今日は半休」となったり…(フリーライターの人など、全く時間を意識せずに好きな時に寝たり起きたり食べたり飲んだりしている人もいるのだ)。

そこにリーマンショック。突然売上が激減し、モーレツに働かざるを得なくなった。ところが、体が、動かないのだ。

悪いベンチャー社長の典型のような暮らしが身について、アタマでは「しっかりしなくては」と思っても、体が付いて来ない。そんな時に思いついたのが、「出来るだけ大きな読みやすい時計。一日何回もチャイムのなるもの」だ。

(これはこのあとも何回か書くことになるかと思うが)形から入ることも重要だと思う。不思議なもので、巨大な掛け時計を買い、きっちりとチャイムを設定すると、それに行動パターンが合って来る。
今は早めに出社する妻の影響もあり、8:30前に会社に来ている。チャイムは以下の12回。

1.09:00 始業チャム。
2.10:00 昔の始業時間だが、8:30に割り当てても良いと思っている。
3.12:00 昼休み開始。
4.12:55 昼休み終了の「予鈴」。
5.13:00 昼休み終了。午後始業。
6.15:00 午後の休憩。
7.15:10 午後の休憩終了。
8.18:00 対外的にアナウンスしている終業時間。
9.20:00 残業2時間経過のチャイム。
10.21:00 残業3時間経過のチャイム。
11.22:00 残業4時間経過、このあたりから「そろそろ帰るべし」的な雰囲気に。
12.23:00 最後のチャイム。このあとは鳴らないということで緊張感を与えている(?!)。

この通り、全く単純にチャイムが鳴るだけでも、個人事務所や小規模ベンチャーならば、「時間」に「意味」が加わってメリハリが付き、十二分の効果があるはずだ。

たったいま「8:30前に会社に来ている」とか、「9時が始業」と書いたが、正直なところ、たまにモタついて、10時前後に出社することもある。しかしその時も、「9時のチャイムを聞きそびれている」とか「10時のチャイムにギリギリだった」等々、自分で作った「会社のタイムテーブル」との比較で、自分の行動を考えるようになった。これこそがチャイム付き時計の最大のメリット…というのは、体のいい遅刻の言い訳か(苦笑)。

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