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第17回-「大流行」の入れ代わり-その1

非常にマーケティング的な内容で、社会人になる前、学生時代から気になっていたことがある。「あれほど流行っていた**は、いったいどこへ行ってしまったのか?」というヤツだ。

例えば「ピッチ」(PHS)や「ポケベル」など、爆発的に流行したものがある日突然パタっと消えてなくなる。そしてそれに代わって、ナニカが台頭する。

私は技術マーケティングが専門なので、こうした世代交代を技術遷移の視点から見ている。そしてそれは死ぬほど面白い!

「隆盛を誇った日本映画も、テレビの台頭に圧されて失速し…」もう何万回と語られたフレーズで、私自身も映画関係の原稿で何回も使った(笑)。こうした”イメージ”は幅広く定着しており、確かにそうだったのだろう。では、それはいつで、どれくらいのインパクトだったのか?

TV_eiga.jpg

上図が1957(昭和32)年から1980(昭和50)年までの邦画/洋画公開本数と白黒/カラーテレビの普及率を2軸グラフ化したものである。映画公開本数は一般社団法人日本映画製作者連盟から、テレビの普及率は内閣府の消費動向調査からすぐに見つかる。Excelに数字を流し込んで、30分くらいで作ってみた。

興味深いのは映画公開本数(洋邦合計、水色の線)がピークを迎えた1961年から1962年の急落、そしてそれに入れ代わる白黒テレビ普及率の急上昇だ。このグラフを見ると、1962年をターニングポイントとして、1961年の映画のピーク764本から、1963年の白黒テレビ普及率88.7%に人々が「飛び移った」ようにも見える。この普及の裏には1964年の東京オリンピックがあったことは言うまでもない。

洋画の公開本数は引き続き緩く上昇しているが、邦画の公開本数(≒製作本数)に対するインパクトが大きく、1960年の547本からわずか4年で37%減の344本に縮小していることがわかる。
大映の倒産、日活のロマンポルノ転向で日本の映画産業が斜陽と言われたのは1971年11月のこと。前年比30%も急落した1962年には黒澤明の傑作『椿三十郎』や小津安二郎の遺作『秋刀魚の味』、かのクレイジー映画の第一作『ニッポン無責任時代』などが封切られているので「まだまだ黄金期なのでは?」と不思議な感じもするが、数字上はここで一旦低迷期があったようだ。

そしていま書いた1970年代初頭、日本の映画大手にとてつもない打撃を与えたのがカラーテレビの普及であったこともこのグラフからよくわかる。1970年には大阪万博があり、'72年には札幌オリンピックがあった。 1967、68年から1975年頃に起こった白黒/カラーテレビの買い換えグラフは見事なまでだが、若干の山谷こそあれ、映画公開本数も白黒テレビ同様にカラーテレビに駆逐された状況が見てとれる。

最も興味があるのが「ある技術Xが爆発的に普及する直前に、人はその元になる技術Yを使いまくる」ということだ。逆に言うと、旧技術Yが頂点を迎えると、かなり高い確率でそれに置き換わる-もっとスマートで、もっと高性能な-新技術Xが登場する…可能性が高い、ということになる。

例えばいまのインターネットやスマホもいつかそのような「旧技術」になる日が来るかもしれない。いや、個々のアプリケーションで言えば既に「mixiとツイッター」などでその世代交代は起こっているように思う。

この昭和な分析(?)、次回にあとひとつ、ずっと気になっていたものを検証したい。
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